大人のための国語
読む・考える・伝えることを、日常のなかで
大人になってからも、言葉に迷うことがあります。
短い返事の意味が気になったり、自分の考えをうまく整理できなかったり、伝えたつもりのことが思うように届かなかったりします。まだ言葉にならないまま、心や身体のどこかに残るものもあります。
このページでは、和会塾が作成した大人向けの国語教材をご紹介します。
学校で学んだ国語をただ復習するためでも、便利な言い回しだけを覚えるためでもありません。
文章や会話を読み、自分の受け取り方を確かめ、必要な言葉を選び直す。そのような静かな稽古に使える教材を、少しずつ公開していきます。
和会塾の大人向け国語教材
書かれていることを、丁寧に読む
文章や会話に実際に示されていることを確かめます。言葉の意味、文と文の関係、話の流れなど、本文から読み取れることを大切にします。
自分がどう受け取ったかを見る
同じ言葉でも、置かれた場面や、それまでの経験によって受け取り方は変わります。感じ方を否定せず、書かれていることとの間に何が加わったのかを見ていきます。
他者との間へ言葉を置く
頼む、断る、尋ねる、意見を伝える。正しい言葉を探すだけでなく、どのような順序や距離で言葉を置くかを考えます。
言葉にならないものを急がせない
すぐには説明できないことや、一つにまとめきれない感じもあります。「まだ分からない」「今は書かない」という選択を含め、言葉との距離を自分で選べることを大切にします。
現在公開中の教材
大人向け国語ドリル
気づく・ほどく・間に置く・育てる
読む・考える・伝えるための、二十四の稽古です。
「何でもいい」「大丈夫」「ちゃんと」といった身近な言葉から、短いメッセージの受け取り方、頼み方や断り方、異なる意見の伝え方、自分の経験や感覚を書くことまでを扱います。
全四部を通して、日常の言葉に気づき、出来事と受け取りをほどき、人との間へ言葉を置き、自分の言葉を育てていきます。
- ・全24回・143ページ、問題編・解答と考え方、無料PDF
・印刷して書き込むほか、画面とノートでも取り組めます
教材の選び方
最初から順に、すべて取り組む必要はありません。
題名に引かれた教材や、その日に考えてみたいテーマからお選びください。一冊をゆっくり進めることも、一つの課題だけ試すこともできます。
教材ごとに分量や問いの形は異なります。詳しい内容や取り組み方は、それぞれの紹介記事でご案内します。
取り組むときに
- 空欄を残してもかまいません。
- 自分の経験を書かず、文章や登場人物について考えるだけでもかまいません。
- 一つの正答がある問いと、複数の答えが成立する問いがあります。
- 解答例と同じ言葉にそろえる必要のない課題もあります。
- 苦しくなった課題は飛ばし、別の日に戻ることができます。
うまく答えることだけを目的とせず、読む前と読んだ後、書く前と書いた後で、自分の見方がどのように動いたかも大切にしてください。
新しい教材について
大人向けの教材を新たに公開した際は、このページへ順次追加します。
詳しい紹介や更新のお知らせは、通常の記事として掲載します。短い教材、特定のテーマを扱う教材、一冊を通して取り組む教材など、それぞれの形に応じた入口を整えていきます。
ご利用にあたって
教材は、印刷して直接書き込むほか、PDFを画面で読みながら、答えをノートへ書くこともできます。印刷する場合は、お使いの用紙に合わせて倍率をご調整ください。
利用方法や注意事項が教材ごとに示されている場合は、各紹介記事の案内をご確認ください。
このページで公開する教材は、心の状態を診断・治療するものではなく、心理療法や医療の代わりとなるものではありません。取り組む範囲と距離は、その日のご自身に合わせてお選びください。
和会塾より
国語は、文章を正確に読むための技術であると同時に、自分や他者、まだよく分からないものと向き合うための営みでもあります。
言葉を増やすことだけでなく、立ち止まること、見方を確かめること、必要なら選び直すこと。そのための小さな場として、これらの教材をお使いいただければ幸いです。
大人として、結論や評価を急がずに話す時間を持ちたい方に
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