『対話』は、和会塾の授業科目です
和会塾では、『対話』を、国語や英語と並ぶ授業科目の一つとして位置づけています。
ここでいう授業科目とは、決まった手順や正解を覚えるという意味ではありません。
自分や相手の言葉を聴き、まだ形になっていない考えや感覚を扱い、互いに考える時間そのものを、学ぶに値するものとして大切にするという意味です。
対話は、特別な人のためのものでも、困りごとを解決するためだけのものでもありません。話すことが得意でなくても、今すぐ答えを出したいことがなくても、そこから始められます。
| 項目 | 内容 |
| 対象 | 生徒さん/大人の方 |
| 形式 | オンライン・1対1 |
| 回数 | 月4回を基本 |
| 時間 | 1回60分または90分 |
| 生徒さん | B|対話で『学び』を拓くプラン |
| 大人の方 | Z|大人の方向け対話プラン |
話題やプランを決めておく必要はありません。現在の状況や、その日に言葉にできることから始めます。
[一回の時間] 対話の時間がどのように進むか
[対象とプラン] 生徒さん向けBと大人向けZの違い
[支援の境界] 和会塾の対話で行わないこと
[実際の様子] 対話の時間から見えてきたこと
[初回] 無料体験の内容と流れ
なぜ対話を授業科目とするのか
和会塾で対話を中心に据えるのは、それが教科の外側にある付け足しではなく、多くの学びをひらく土台になると考えているからです。
勉強科目の多くは、ある程度まで一人で学ぶことができます。けれど、対話は、相手の言葉を受け取り、自分の言葉を返し、また受け取り直す関係の中で育つものです。
人は、言葉が整う前から、身ぶりや声、沈黙を通して互いの存在を感じ、関係を結んできました。対話は、人間の営みの根にあるものです。
だからこそ和会塾では、対話を一つの授業科目として、継続して実践します。
対話がもつ力は、学び全体へつながります
対話の時間で扱うことは、一つの分野に限られません。たとえば、次のようなことへつながる場合があります。
- 勉強へ向き合うときの、自分なりの理由や進め方を確かめること。
- 進路や将来について、周囲の基準だけでなく自分の感覚も含めて考えること。
- 気持ちの揺れや迷いを、急いで良し悪しに分けずに言葉にすること。
- 文章を読み、書き、話すときに、相手や文脈を受け取ること。
- 自分とは異なる考えを、すぐに同意や反対へ運ばずに聴くこと。
- 好きなことや創作、まだ名前のない関心を、自分の学びとして扱うこと。
すべての方に同じ変化が起きるわけではありません。何かを変えることだけを目的にせず、その時々の言葉を丁寧に扱います。
対話は、説明されるだけでなく、体験されるものです
対話について、細かく定義し、正しいやり方を先に決めすぎることはしません。実際に言葉を交わし、聴き合い、間をともにする中で、それぞれに立ち上がってくるものがあるからです。
評価や正解を急がず、改善や結論を求めすぎず、その人の言葉がその人の速さで現れてくるのを待つ。和会塾の対話は、そのような時間を大切にします。
一回の対話の時間
毎回同じ台本や時間配分があるわけではありません。その日の状態と話題に応じて、次のような流れを行き来します。
- 今ここにあるものから始めます。話したいことがあればそこから、特に決まっていなければ、近況や前回から気になっていることから始めます。
- 言葉を交わしながら、考えます。こちらから問いを返すことも、言葉の意味を確かめることも、別の見方を差し出すこともあります。
- 必要なら立ち止まります。すぐに答えが出ないとき、言い直したいとき、少し黙っていたいときも、その時間を急いで埋めません。
- 終わり方も一つではありません。見えてきたことを短く確かめることも、答えを出さず次回へ持ち越すこともあります。
国語の問題や文章、学校の課題、書きかけの文、好きな作品などを入口にすることもできます。話すことだけに一律の時間を割り当てるのではなく、教科と対話をそのときに必要な割合で扱います。
話題が決まっていなくても構いません
対話のために、相談内容や目標を整える必要はありません。話題は、次のようにその方によって異なります。
- 学校や勉強、課題、試験、進路について。
- 家族や友人との関係、日々の生活で感じていることについて。
- 好きな本、動画、ゲーム、音楽、創作、夢中になっていることについて。
- 仕事、人間関係、これからの生き方、いま考えている問いについて。
- 文章や出来事に触れて生まれた、賛成、違和感、迷い、言葉にならない感覚について。
毎回違う話題でも、一つの問いを何度も扱っても構いません。話したくないことを無理に話す必要もありません。
沈黙や言い直しも、時間の一部です
対話は、途切れず上手に話す練習ではありません。『分からない』『まだ言えない』という言葉や、しばらく黙る時間にも意味があります。
こちらが沈黙をすぐに質問で埋めたり、言いかけたことを代わりに完成させたりすると、その人自身の言葉が現れる機会を奪うことがあります。必要な助けは差し出しながら、急いで別の言葉へ置き換えないことを大切にします。
一方で、ただ黙って聴くだけとも限りません。受け取ったことを返し、問いを交わし、違う見方を伝え、ともに考えます。
和会塾の対話では、話す側と聴く側を固定せず、互いの言葉が行き来することを目指します。
生徒さんと大人の方
和会塾の対話には、生徒さんを中心とするBプランと、大人の方を対象とするZプランがあります。対話を大切にする点は共通していますが、時間の中心が異なります。
| プラン | 主な対象 | 時間の中心 | 時間・月額(税込) |
| B | 小学生〜大学生の生徒さんを中心に | 国語の学習と、生活・学校・関係・進路等の対話 | 60分 24,800円 90分 29,800円 |
| Z | 大人の方 | 特定の成果を先に定めない、継続的な1対1の対話 | 60分 24,800円 90分 29,800円 |
B|対話で『学び』を拓くプラン
国語の学習に加え、日々の生活、学校、家族や友人との関係、好きなこと、気になっていること、進路なども、必要に応じて扱います。国語の問題に取り組む回もあれば、話すことが時間の中心になる回もあります。
[内容と料金] 生徒さん向けBプランを見る
Z|大人の方向け対話プラン
特定の成果や結論をあらかじめ定めず、大人の方が継続して1対1で言葉を交わすためのプランです。ご自身のこと、仕事や人間関係、特定の悩みや関心事など、話題を限定せずに扱います。
[内容と料金] 大人の方向けZプランを見る
どちらが近いか決めにくい場合は、プランを選ばないまま初回無料体験へ進んで構いません。生徒さんでも対話だけを扱いたい場合、大人の方でも国語教材を使いたい場合など、現在の希望をうかがって一緒に整理します。
和会塾の対話で行わないこと
和会塾は、診断・治療・心理療法を行う場所ではありません。カウンセリング、医療的支援、専門的な心理支援を提供するものでもなく、それらに代わるものではありません。必要な医療・心理・福祉等の支援がある場合は、適切な専門機関をご利用ください。
また、対話の名のもとに、次のことは行いません。
- 話したくない内容を無理に聞き出すこと。
- こちらが用意した正しい考えや結論へ導くこと。
- 進路や人間関係、生活上の選択を本人に代わって決めること。
- 毎回、目に見える成果や改善を求めること。
- 志望理由書、作文、その他の文章を本人に代わって作成すること。
必要な知識や見方を伝え、率直に意見を交わすことはあります。その場合も、最後に考え、選び、言葉にする主体はご本人です。
[担当者と支援の範囲] わたなべの経歴と、和会塾が行わないことを見る
国語の時間にも、対話は流れています
国語では、文章の言葉を受け取り、自分の考えを確かめ、相手へ伝わる形で書きます。文章との対話、自分自身との対話、1対1の対話が、同じ時間の中にあります。
なぜその選択肢に迷ったのか。本文のどの言葉からそう考えたのか。自分ならどう言い表すのか。答えだけでなく、その過程を言葉にすると、読み方も考え方も本人のものになっていきます。
[国語の実際] 国語の授業で、どのように問いを交わすかを見る
[考え方を読む] 国語が教えてくれる『対話』という営みを読む
対話の時間から見えてきたこと
答えを求め急かされず、自分が話したことを受け取られる時間の中で、話すことそのものを楽しいと感じる生徒さんもいました。初めは短かった言葉が少しずつ長くなり、別の人との間にも対話が広がっていく姿も見てきました。
これらは、すべての方に同じ変化が起きることを示すものではありません。和会塾が実際の関わりから受け取ってきたことを、個人が特定されない形でまとめています。
[実際の関わりから] 対話の時間で見えてきたことを読む
まず一度、対話して確かめたい方へ
文章で分かることに加えて、問いかけ方、話す速さ、沈黙の置き方、言葉の受け取り方など、実際に言葉を交わして初めて分かることがあります。
初回無料体験では、最初に現在の状況やご希望をうかがい、実際に近い形で20〜30分ほど対話します。相談を含む全体の所要時間は約45〜60分です。話題やプランが決まっていなくても構いません。
体験の場で受講を決める必要はありません。体験後に、こちらから無理に継続を勧めることもありません。
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[よくあるご質問] オンライン、機材、振替、教材等を確認する