学校に通っていない時期の学び
学校へ行けない日があります。行かないと決めている時期も、通ってはいても大きな負担を感じている時期もあります。
外からは同じように見えても、その理由や、今必要としているものは一人ひとり違います。
まず休むことが必要なこともあれば、誰かと話したい、教科に少し触れたい、好きなことを深めたいと思うこともあります。日によって、そのどれにも向かえない場合もあります。
和会塾では、学校へ戻ることを唯一の目標にしません。
同時に、学習や進路のことを見ないふりにもせず、生徒さんの状態と意思を確かめながら、その時に持てる学びとのつながりを一緒に作ります。
| 項目 | 内容 |
| 対象 | 学校に通っていない時期、登校しづらさのある時期、学習の間が空いている時期の生徒さん |
| 形式 | オンライン・1対1 |
| 始め方 | 今の状態、関心、手元の教材、話してみたいことから。理由や目標を先に整理する必要はありません |
| 扱うこと | 国語等の教科学習、対話、生活、好きなこと、進路。その時に必要な割合で組み替えます |
| 主なプラン | A|国語、B|対話で『学び』を拓く、S|国語・対話・推薦総合 |
| 初回 | 相談と体験を合わせて約45〜60分・無料。保護者の方のみでも参加できます |
一般に『不登校』や『登校しぶり』と呼ばれる時期も含みます。理由、診断名、学校復帰の目標、希望するプランを整理してから相談する必要はありません。
[考え方] 登校再開だけを、一律の目標にしない
[始め方] 今日できることから始める
[一回] その日の時間の進み方
[保護者の方] 本人の余白と、家庭へ共有すること
[学校との関係] 出席扱い・成績評価を含む確認事項
[支援の境界] 和会塾ができることと、行わないこと
[プラン] A・B・Sの違い
[初回] 無料体験で確かめられること
登校再開だけを一律の目標にしません
学校から離れている時間が、休養や、自分を見つめ直すために必要な場合があります。その時間を急いで埋め、以前と同じ速さへ戻そうとすると、本人が今感じていることを置き去りにしかねません。
一方で、学習の遅れや進路への心配を、『今は休む時期だから』とひとまとめにすることもしません。気になっている教科があるなら一緒に開く。進路を考えたいなら情報を集める。今日は話したくないなら、無理に事情を説明させない。その都度、扱うものを選びます。
文部科学省も、不登校への支援を登校という結果だけで測らず、本人が自らの進路を主体的に捉えることを重視しています。
和会塾でも、登校する、別の学び方を選ぶ、しばらく休むといった結論を先に置かず、生徒さんが自分の現在地と次の一歩を扱えることを大切にします。
[制度の考え方] 文部科学省『不登校児童生徒への支援の在り方について』を見る
登校の再開を望むようになったときは、その思いも同じように尊重します。目標は途中で変わって構いません。
『今、できること』は毎回違って構いません
学校に通っていない理由を、一つの説明にまとめる必要はありません。自分でもよく分からないこと、家族には話しにくいこと、言葉にしたくないことがあっても、そのまま始められます。
話すことから
最近あったこと、学校や家庭で感じていること、友人との関係、ゲームや動画の話など、入口は決まっていません。長く話せない日は、短い返事や、同じ文章・画像を眺めるところから始めることもあります。沈黙を急いで埋めません。
教科に触れることから
学校の教科書や課題、手元の問題集、和会塾の教材を使えます。学年相当へ急いで追いつくことだけを目的にせず、分からなくなった箇所へ戻る、今読みやすい文章を選ぶ、一問だけ書き直すといった進め方もできます。
国語を軸に、英語や中学生までの主要科目も内容に応じてご相談ください。
好きなことから
本、漫画、ゲーム、音楽、動画、絵、創作、生き物、歴史など、本人がすでに関心を向けているものも学びの入口です。それをすぐに成績や将来の実績へ変えるのではなく、何に惹かれているのか、どこまで知っているのかを一緒に見ます。
生活や進路から
生活のリズム、部屋や課題の整理、通信制高校・高卒認定・進学等について話す場合もあります。生活を管理したり、進路を代わりに決めたりするのではなく、本人が自分の暮らしと選択を扱うための材料を増やします。
[実際の関わりから] 生活と学びの時間から見えてきたことを読む
一回の時間は、その日の状態に合わせて組み替えます
毎回、同じ順序や配分で進めるわけではありません。国語の問題に長く取り組む回も、話すことが中心になる回も、その両方を少しずつ扱う回もあります。
- 接続した後、今日の様子を短く確かめます。事情を詳しく説明するよう求めません。
- 教科、話したいこと、気になっている課題などから、今扱うものを一緒に選びます。
- 文章を読む、問題を解く、調べる、話す、書く、整理するなど、その日の中心へ進みます。
- 終わりに、見えてきたことや次回までに残しておくことを短く確かめます。答えを出さずに終えることもあります。
予定していた教材へ向かえない日には、理由を問い詰めず、何なら扱えるかを探します。ただ時間をやり過ごすのでもなく、今その場にある言葉や関心を、一つの学びとして丁寧に扱います。
[対話の実際] 一回の対話で、問い・沈黙・言い直しをどう扱うかを見る
本人の余白と、保護者の方の安心を両方守ります
初回無料体験は、保護者の方だけでも参加できます。ご本人が話すことや接続することに負担を感じている場合も、現在の様子、家庭で困っていること、和会塾に期待することを、先にうかがえます。
通常の時間は1対1を基本とします。家庭の外にいる同じ相手と継続して話すからこそ、本人が家族には話しにくかったことを、少し距離を置いて眺められる場合があるためです。生徒さんが話した内容を、そのまますべて保護者の方へ伝えることはしません。
その一方で、契約・日程・受講状況、学習上必要な事項、ご家庭の協力が必要なことは共有します。
具体的な話の内容を伝える場合は、年齢と状況を踏まえ、できる限り本人の意思を確かめます。生命・身体の安全に関わる心配や、法令上の対応が必要な場合は、必要な範囲で保護者の方や関係機関への相談をお願いすることがあります。
何を、どの程度、どの方法で共有するかは、受講開始時に確認します。保護者の方からのご質問や、途中での相談も可能です。
[実際の関わりから] 保護者の方の様子から見えてきたことを読む
学校やほかの支援を切り離して考えません
在籍校、教育支援センター、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、医療・心理・福祉等の支援を利用している場合、それぞれには異なる役割があります。和会塾だけで支援を完結させたり、学校との関係を一律に断ったりすることを目標にはしません。
本人と保護者の方の意向を踏まえ、学校へ伝えたい学習内容や、確認したい事項を一緒に整理することはできます。
和会塾から学校への直接連絡、所定様式の記入、継続的な記録の作成等が必要な場合は、内容と対応できる範囲を受講前にご相談ください。
出席扱い・成績評価について
学校外や自宅での学習が、一定の条件の下で指導要録上の出席扱いや成績評価の材料となる場合があります。
ただし、制度の適用と個別の判断は在籍校等が行うもので、和会塾の受講だけで出席扱い、単位、評定等が認められることを保証できません。検討する場合は、まず学校へご確認ください。
[制度の確認] 文部科学省の不登校関連通知一覧を見る
[成績評価] 欠席中に行った学習の成果に係る成績評価の通知を見る
和会塾ができることと、行わないこと
和会塾が行うのは、対話と国語を軸にした1対1の学びです。現在の状態に応じて教科、生活、関心、進路を扱いますが、次のことは行いません。
- 不登校の理由や心身の状態を診断し、治療・心理療法・カウンセリングを行うこと。
- 学校復帰、または学校へ戻らないことのどちらかを、本人の意思にかかわらず目標にすること。
- 医療・心理・福祉、在籍校、教育支援センター等の専門的・制度的な支援に代わること。
- 生活全般を常時見守り、緊急時へ即時に対応するサービスとして関わること。
- 進路、転校、退学、学習方法、人間関係等の選択を本人やご家庭に代わって決めること。
- 生徒さんが話した内容を、本人の年齢や意思、安全への配慮なく、すべて保護者や学校へ伝えること。
- 出席扱い、成績、単位、進級、進学、学力の向上等を保証すること。
必要な知識や方法を伝え、学習上の課題や選択肢について率直に意見を述べることはあります。その場合も、最後に考え、選び、言葉にする主体は生徒さんご本人です。
心身の安全に関わる緊急の心配がある場合は、和会塾への申込みより先に、地域の医療機関、自治体の相談窓口、児童相談所、緊急窓口等へご相談ください。
[担当者と支援の範囲] わたなべの経歴と、和会塾が行わないことを見る
A・B・Sのうち、どれが近いか
学校に通っていない時期だから、特定の一プランに決まるわけではありません。
国語を中心にするならA、学習と生活・気持ち・進路の話を一緒に扱うならB、受験や推薦も総合するならSが近くなります。
| プラン | 近い状況 | 時間の中心 | 時間・月額(税込) |
| A | 国語の読解・記述を中心に、学習とのつながりを作りたい | 現代文・古文・漢文、作文・記述、文法、学校教材等 | 60分×月4回 19,800円 |
| B | 教科に加え、学校・生活・気持ち・好きなこと・進路も話したい | 国語の学習と対話を、その時の状態に応じて組み替える | 60分 24,800円 90分 29,800円 各月4回 |
| S | 一般入試・推薦・小論文・対話・日々の学習を総合したい | 受験国語、推薦入試、小論文、対話、学習と生活 | 60分 34,800円 90分 39,800円 各月4回 |
A|国語
学校教材や和会塾の教材を使い、読解、記述、作文、古文・漢文等から必要な内容を選びます。学習の間が空いている場合も、今扱える箇所から始めます。
[内容と料金] Aプランを見る
B|対話で『学び』を拓く
国語の学習に加え、学校、生活、家族や友人との関係、好きなこと、気になっていること、進路等を扱います。学校に通っていない時期の中心的な受け皿となることが多いプランです。
[内容と料金] Bプランを見る
S|国語・対話・推薦総合
一般入試の国語、推薦入試、小論文、面接、日々の学習や生活を一つの流れで扱います。高校生・浪人生等で、複数の課題を時期に応じて組み替えたい場合に近いプランです。
[内容と料金] Sプランを見る
英語を中心に学ぶ場合はE、推薦入試を中心に準備する場合はCが近いこともあります。最初から決めておく必要はありません。
初回無料体験では、現在地から始めます
初回無料体験では、最初に現在の様子とご希望を、差し支えない範囲でうかがいます。
事情を詳しく説明したり、診断名や学校へ行けなくなった理由を提出したりする必要はありません。授業上配慮してほしいことがあれば、必要な範囲でお知らせください。
その後、実際に近い形で20〜30分ほど、対話、読解、作文・記述、手元の教材等から一つを扱います。相談を含む全体の所要時間は約45〜60分です。ご本人と保護者の方が一緒に参加することも、保護者の方だけでお話しいただくこともできます。
教材を用意する必要はありません。接続、カメラ、マイク、当日の参加方法に不安がある場合は、申込み前の質問でお知らせください。
体験の場で受講やプランを決める必要はなく、体験後にこちらから無理に継続を勧めることもありません。
あわせてご覧いただけます
[国語の時間] 学校に通っていない時期の国語の進め方を見る
[対話の時間] 和会塾が対話を授業科目とする理由を見る
[実際の関わり] 国語・対話・生活・進路から見えてきたことを読む
[よくあるご質問] オンライン、機材、振替、教材等を確認する